AV・ホームシアター
用語辞典

T



TBC (ティー・ビー・シー) [Time Base Corrector]
時間補正軸の事。その回路を指す事が多い。 ビデオやDVDは映像信号と音声信号は別々に記録されている。

テープのムラがあると読み取りがずれて、映像と音声の信号の再生に時間差が生まれ、 画面の細かな揺れや画面横方向の歪み(ジッター)、色のボケ、抜け落ちが生じるのを補正する。

ピックアップした信号を時間的に正しく並べて正確に送り出す事を時間軸の補正(TBC)という。

関連用語 Digital TBC (デジタルTBC) , Jitter (ジッター)

Timbre Matching(ティンバー・マッチング)
音の属性が異なる前方、後方間の音色を合わせ、スムーズな移動感を再現するための技術。

映画館でのサラウンドチャンネルの音声は、客席側面や後面の壁に取り付けられた多数のスピーカーから再生され、 音に包まれるが、ホームシアターではサラウンドスピーカーの数が少ないため、前方から後方への音のつながりが不自然になる。 これを解消する技術。

title(タイトル)
CDやDVDに記録された名前のこと。DVD-Videoでは最大で99個タイトルを付けることができる。 タイトルを別にすれば、同じDVD-Videoの中に別の内容の映像を盛りつけることができる。

関連用語 chapter(チャプター)

THD (ティー・エイチ・ディー) [Total Harmonic Distortion]
→ 全高調波歪率
THD+N(ティーエッチディープラスエヌ)[Total Harmonic Distortion +Noise]
全高調波歪み率及び雑音。値が低いほど歪みが少ない。

関連用語 全高調波歪率

THX(ティーエイチエックス)[Tomlinson Holman's eXperiments]
THXはジョージ・ルーカルが設立したルーカス・フィルム社が提案した劇場用音響、映像の品質の保証規格。 DTSなどの録音再生技術、装置のことではなくルーカス社が定めた再生クオリティをクリアした劇場の品質基準保証のこと。

関連用語 ホームTHX

THX Ultra (ティーエイチエックス ウルトラ)
THXサラウンドEXなど、家庭における理想的なサラウンド環境を実現するため に、ルーカスフィルム社がAVアンプなどに求めた規格。 小スペースはもちろん、本格的ホームシアター環境へもハイクオリティなサウンドを提供する。
THX Ultra2 (ティーエイチエックス ウルトラ2)
Home THXシステムの最高規格であるTHX Ultraから、全面改定された新規格。 従来のTHX Cinemaに加え、THX Ultra 2 CinemaモードやTHX Music モードが加わった。

5.1chソースより拡がり感のあるサラウンド音場を提供するために、LS/RSの2chサラウンド信号に位相処理等を施して4chサラウンド信号を創り出すASA(Advanced Speaker Array)と、 低域ルームゲインの影響を補正するためのBGC(Boundary Gain Compensation)の2つの処理が追加され7.1chとなった。

THX ULTRA2 cinema (ティーエイチエックス ウルトラ2 シネマ)
ドルビーデジタルやDTSなど5.1chで収録された映画ソフトを7.1ch再生する際に、 入力されたサラウンド成分を分析し雰囲気や方向感を最適化するようサラウンドバックに振り分ける 側方・後方の広がりと定位感をさらに高めるTHX Ultara 2の中のモードのひとつ。
THX Music (ティーエイチエックス  ミュージック)
THX Ultra 2で追加された新しいモードで、音楽ソフト用の5.1ch収録のマルチチャンネル音楽ソースを、 サラウンドスピーカーとサラウンドバックスピーカーによる仮想リア音源で7.1ch化。 後方の音場を音楽再生に適した安定感と広がり感で再現する
THX SELECT(ティーエイチエックス セレクト)
小スペース(平均的な家屋で約12畳まで)での利用を基本にTHX ULTRAの基幹技術をそのまま継承しているのがTHX SELECT。
THX Surround EX THXサラウンドEX  (ティーエイチエックス サラウンド イーエックス)
劇場用の音声をホームシアター用7.1chに最適化した方式のこと。 ルーカス社が開発した劇場用技術をベースに、家庭の居住空間での利用を意識した再生技術・音場補正技術が取り入れられている。 最新の劇場と同様の迫力ある音響を家庭環境に提供するデジタルサラウンド技術である。 THX Ultra2に引き継がれている。
TMDS (ティー・エム・ディー・エス)
[Transition Minimized Differential Signaling]
DVI、HDMIに採用されている、映像信号のデジタル伝送方式。シリアル伝送方式を採用していて ノイズに強く高画質で映像をテレビに伝送できる。

三種類の映像信号(R(赤)G(緑)B(青))とクロック信号 の四つの信号を合わせて一本のTMDSリンクと呼んでいる。パソコン向けのDVIには2本、家電向けのHDMIには 1本のTMDSリンクを使っている。本数が多いほど高画質の画像が流せる。

関連用語 DVI , HDMI

Transport Stream (トランスポートストリーム)
MPEG-2の再生システムの一つ。ビデオストリームとオーディオストリームを同期(同時に送れる)させてできるストリーム で、1本のストリームの中に複数のプログラムを構成することができるので放送などにも対応可能。これにより、放送に色々な 情報を乗せることができる。

放送や通信ネットワークなどデータの伝送誤りが発生する環境に適用されることを想定しており、 デジタル放送に使われている。

同意語 TS
関連用語 Program Stream (プログラムストリーム) , Stream , MPEG-2

TrueHD
→  Dolby TrueHD (ドルビー トゥルーエイチディー)
TruSurround(トゥルーサラウンド)
SRS社開発の、Dolby Digital、DTS、AAC等の5つのスピーカーで再生するマルチチャンネル音場を、前方に 配置した2つのスピーカーのみで再現する、Dolby Labs公認のバーチャルサラウンドシステム。

マルチスピーカー特有の強い指向性がなく、頭を包み込むような音の自然な移動感に近い音場を創り出す。

関連用語 CircleSurround,  CircleSurround U,TruSurround XT

TruSurround XT(トゥルーサラウンド エックス・ティー)
TruSurround技術に、新しく台詞の明瞭感を高めるDialog Clarity技術と、 小型のスピーカーから豊かな低音を無理なく再生するTruBass技術を追加したもの。

TruBass技術は、スピーカーの最低再生可能周波数(f0)以下の低音を再生でき、 例えば100Hzまでしか再生できないスピーカーで50Hzを無理なく再生するらしい。

Dialog Clarity技術は位相や時間軸を操作するのではなく、人間が音の方向性を 認識するために必要な周波数の変化を利用して、音像をハッキリさせる。

関連用語 TruSurround ,CircleSurround, CircleSurround U

TS
→ Transport Stream (トランスポートストリーム)
tweeter(トゥイーター, ツイーター)
主に高音域を出力する小型のスピーカーユニットのことで、 指方性が高いので一般的にスピーカーの箱(エンクロージャー)の一番上に付けられる。

基本的にツイーターとウーファが付いているスピーカーを2wayスピーカー ツイーターとミッドレンジ、ウーファーの3個がついているスピーカーを3wayスピーカーという。

関連用語 フルレンジスピーカー, マルチウェイスピーカー, ミッドレンジスピーカー,woofer (ウーファ), enclosure (エンクロージャー),

TwinVQ  (ツインブイキュー)
[Transform-domain Weighted Interleave Vector Quantization]
MPEG-4にも採用された。ネットワークを意識した音声圧縮技術のひとつ 。類似データをパターン化して、それに近いものを圧縮することで高音質で高圧縮率を実現する、 不可逆圧縮方式を採用している。原音の1/18以下にすることができ、 音質を下げれば最大で96分の1程度まで圧縮することができる。